“ジーターの後継者”トラウトがMVP「何といったらいいのか…」

[ 2014年7月16日 13:08 ]

MVPに輝いたエンゼルスのトラウト(AP)

第85回オールスター戦 ア・リーグ5―3ナ・リーグ

(7月18日 ミネアポリス)
 エンゼルスのマイク・トラウト外野手(21)がMVPに輝いた。初回にジーターを塁に置き右越え適時三塁打、同点で迎えた5回には勝ち越しのタイムリー二塁打を放つなど3打数2安打2打点を挙げ「何といったらいいのかわからない。ここに来られたことをファンに感謝したい」と顔を上気させた。

 トラウトは09年にドラフト1巡目で指名されエンゼルス入り。レギュラーに定着した12年に新人王に輝き、ここ2シーズンシーズンMVP投票でも2番手となるなど、ジーターの貢献者の一人として名前が上げられている。昨オフには6年総額1億4450万ドル(約149億円)で契約延長した。

 子供のころからあこがれていたというジーター最後の球宴で勝利に貢献。「ジーターとの1、2番は最高の思い出になる」と話したが、ヒーローインタビューで何か言葉を交わしたのか?と聞かれると「覚えていない。ぼんやりして…ここ数日、参加するというだけで、もういっぱいいっぱいだった」と初々しさを見せていた。

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