九里、プロ最短タイ3回3失点降板 ベンチで公開説教受けた

[ 2014年7月16日 05:30 ]

<広・D>無死二塁、九里(手前)は筒香に右越え2点本塁打を浴びる

セ・リーグ 広島7―10DeNA

(7月15日 マツダ)
 広島の投手陣がまたしても崩れた。広島は6月7日ソフトバンク戦(5―16)以来となる2桁10失点で敗れ2連敗。救援陣はもちろんだが、先発の九里が最大の誤算だった。

 初回に後藤に先制適時打を浴び3回には1死二塁から筒香に真ん中に入った初球を右翼席に運ばれた。直後の打席で代打を送られプロ最短タイの3回8安打3失点で降板。4月19日DeNA戦以来の白星はまたも叶わず。3回表終了後、ベンチに戻った際には野村監督と山内投手コーチから公開説教を受ける場面も見られた。

 「きょうは全部よくなかった。打たれた球は全部高く甘かった」

 リーグ戦再開以降、先発で白星がついたのは前田健だけ。後半の巻き返しには、先発投手陣の頑張りが不可欠なだけに、大瀬良とともにドラフト2位右腕の立て直しも迫られることになる。

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2014年7月16日のニュース