マー君 7回途中 自己ワースト10安打5失点で4敗目

[ 2014年7月9日 11:00 ]

インディアンス戦の7回途中で降板するヤンキース・田中将(手前)

ア・リーグ ヤンキース3―5インディアンス

(7月8日 クリーブランド)
ヤンキースの田中将大投手(25)は8日(日本時間9日)、インディアンス戦に先発し、6回2/3、99球を投げ、2本塁打を含むメジャー自己ワーストの10安打、5失点で降板、4敗目を喫した。

 田中は初回に2点の援護をもらったが、その裏に1点を失う立ち上がり。その後は2、3、4回と無失点だったが、5回に2死三塁からブラントリーに右翼線へタイムリー二塁打を打たれ1点差。6回には無死一塁でスウィシャーに甘く入った変化球を中越えへ運ばれ逆転を許し、7回にもブラントリーに速球を完璧に捉えられ、14号ソロを許し5点目を献上。次の打者サンタナにも中前打を打たれたところでマウンドを降りた。

 この日は、大リーグ移籍後18試合目で初めて2試合連続の中4日での登板。前回登板の3日には12勝目をマークしたものの、メジャーデビューからのクオリティースタート(QS=投球回6以上で自責点3以下)は16試合で途切れ、全てメジャー自己ワーストの被安打9、自責点4を喫したが、それを下回ってしまった。

 今後は前半戦最終戦の13日のオリオールズ戦に先発し、15位のオールスター戦に参加することになる。

 イチローは「7番・右翼」で先発し、2回に先頭打者で左前打を放ち2点目のホームを踏むなど、4打数1安打だった。

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