黒田、6回途中4失点降板も6勝目 イチロー3安打2得点

[ 2014年7月7日 06:24 ]

ツインズ戦に先発したヤンキース・黒田(AP)

ア・リーグ ヤンキース9―7ツインズ

(7月6日 ミネアポリス)
 米大リーグ、ヤンキースの黒田は6日(日本時間7日)、ミネアポリスでのツインズ戦に先発し、5回2/3、105球を投げて7安打4失点ながら打線の援護に恵まれて今季6勝目(6敗)を挙げた。イチローは「8番・右翼」で出場し、4打数3安打。ヤンキースは9―7で勝ち、再び貯金を1とした。

 ヤンキースは初回に2点、2回に4点と序盤から大量得点。黒田は3回まで無失点に抑えていたが、味方が4回に3点を加えてリードが9点に広がった直後に乱れた。ウィリンハムに四球を与えると、8番コラベロに中越え2ランを浴びるなど5長短打を集中されて4失点。

 5回を3者凡退に抑えた黒田は続く6回、先頭のアルシアに四球を与え、スズキを遊ゴロ併殺に仕留めて2死までこぎつけたが、プラウフに中前打を許し、ジラルディ監督から降板を命じられた。前回登板では8回2失点と好投しながら敗戦投手になったが、この日は逆に不本意な内容で白星を手にした。防御率は4・20に下がった。

 イチローは2回無死一塁から左前打を放ってチャンスを広げ、4回には先頭で左前打で出塁し、ともに得点に結びついた。5回の第3打席は見逃し三振に倒れたが、8回の第4打席で左安打を放ち、4月4日のブルージェイズ戦以来となる1試合3安打を記録、打率を2割9分3厘に上げた。

 ▼イチローの話(早いカウントでの打撃は見逃し三振を喫した前日と)もちろんつながっている。だから(3安打は)全部そう。最後はスライダーを待っているのに真っすぐを打ちにいっている。

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