鳥谷 掛布に並んだ!虎6位の106度目猛打賞

[ 2014年7月7日 05:30 ]

<D・神>9回に走者一掃の適時二塁打を放った鳥谷はニヒルな表情でナインとハイタッチ

セ・リーグ 阪神12-6DeNA

(7月6日 横浜)
 阪神・鳥谷敬内野手(33)が4安打4打点の活躍で、チームを今季2度目の5連勝へと導いた。通算1530安打で球団歴代の単独7位に浮上。また、通算106度目の猛打賞は掛布雅之(GM付き育成&打撃コーディネーター)に並ぶ球団6位タイ(2リーグ制以降)となった。貯金3で2位・広島にも2差へ再接近した。

 17安打12得点の主役は、鳥谷だ。9回、9―6とリードを広げて、なお2死満塁。「みんながつないでくれたチャンスだったので」。強い打球で中越えに3点二塁打を放ち、4安打4打点と大噴火した。

 猛虎史を何度も賑わせた一日だった。初回の三塁内野安打で通算1527安打とし、球団7位の金田正泰と並んだ。3回に右前打して単独7位。6回2死二塁では左翼右へ適時二塁打した。6月8日のソフトバンク戦以来、今季8度目の猛打賞。通算では106度目となり、2リーグ制後では掛布DCと並ぶ球団6位タイとなった。

 「(2つの記録について)試合数も違いますからね。終わったときに、どうかということです」

 横浜スタジアムは、本当の意味でのプロ野球人生の始まりの地でもある。新人の04年。早大から自由獲得枠で入団して開幕・巨人戦にも先発出場した。その開幕戦で初安打を放ち、2戦目にも1安打。しかし3戦目から無安打が続き、6戦目となる横浜(現DeNA)戦ではスタメンから外された。初めてベンチから戦況を見つめた一戦が、横浜スタジアム。当時の感情は今も忘れない。

 「悔しいとかいう気持ちは全然なかった。プロでやっていく力がないのは自分が一番分かっていましたから。とにかく練習するしかないと」

 その後は一層、練習に明け暮れた。甲子園でのナイター後は鳴尾浜の室内練習場で深夜までマシン打撃。豊富な練習量は不動のレギュラーとなった今でも不変だが、初のスタメン落ちが覚悟を決めた瞬間でもあった。

 守備でも、魅せた。4―1の6回2死一、二塁では代打・多村が放った二遊間のゴロを横っ飛びで好捕。二塁封殺し、試合の流れを明け渡さなかった。チームは4月9日DeNA戦からの6連勝以来となる、今季2度目の5連勝。貯金は3となり、2位・広島を2差にとらえた。「とにかく、一つずつ伸ばしていきたい」。偉大な先人たちに肩を並べる頼れる主将が、7月反攻の軸になる。

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