ゴメスV2ラン!コマネチ改め新パフォ「コカンセツ」きめた

[ 2014年7月6日 07:25 ]

<D・神>8回無死、右越えソロを放った今成(左)を迎える阪神・ゴメスは2度目のコマネチ・ポーズ

セ・リーグ 阪神3-0DeNA

(7月5日 横浜)
 沈滞ムードを、一振りで打破した。0―0で迎えた7回1死一塁。阪神・ゴメスがバックスクリーン左に豪快な14号2ランを叩き込み、試合を決めた。

 「自分のタイミングでしっかりとスイングができたから、スタンドへ運ぶことができたんじゃないかな。勝利に貢献できて、よかったよ」

 カウント2ボール1ストライクからの4球目。DeNA先発・モスコーソが投じた133キロスライダーを、狙いすましていたかのように振り抜いた。過去2度の対戦経験から右腕の配球傾向を把握。「前の対戦でも、自分に対してスライダーが多かった。だから(きょうも)スライダーが来るかなと思っていた」。実に1打席目から3打席連続で、スライダーを狙い打ち。助っ人の鋭い読みとスイングが生み出した一撃だった。

 「(今成と)お互いにチームを盛り上げるために“何かやろう”と話していた。“新しいことをやってみよう”となって初めてやったんだ」

 バットだけでなく、パフォーマンスでもベンチを盛り上げた。ダイヤモンド一周後、慣例通りベンチで出迎える首脳陣、ナインたちとハイタッチを交わして行ったG砲。だが今成の前に来ると、「せーの」と言わんばかりに、ひと呼吸置いた。

 ハイタッチした後、お互いにステップを踏んでヒップアタックを繰り出す。最後はヒザを曲げて股を開き、股関節の上に置いた両手を素早く引き上げる仕草で締めくくった。その動きはまさしくビートたけしが編み出した国民的ギャグ「コマネチ!」。ルーマニアの体操選手で、モントリオール五輪で3個の金メダルを獲得したコマネチのレオタードを表現したものだったが…。「2人でアイデアを出し合って決めた。(パフォーマンス名は)コマネチ? コカンセツだ」とゴメス。ここは発案者の意志を尊重すべきだろう。昨季の「グラティ」に代わり、今季は「コカンセツ」が歓喜のパフォーマンスにノミネートされた。

 日本列島はこれから厳しい夏本番に突入する。とはいえ、一年を通じて平均最高気温が30度を超える亜熱帯のドミニカ共和国出身であるゴメスにとって、高気温はむしろ好都合。「暑いのは嫌いじゃない」。身も心も、ようやく温まってきた。

 ≪殊勲打セ単独トップ≫ゴメス(神)が7回に14号先制2ラン。これが決勝打となったが、今季の殊勲安打(先制、同点、勝ち越し、逆転)は17本目で、16本で並んでいた丸(広)を抜いてセ単独最多となった。ゴメスのイニング別打撃成績を見ると

イニング  打―安 ・打 率
1~3回 92―23・250
4~6回110―29・264
7~9回 81―30・388
 延 長  3―0 ・000

試合終盤になるほど打率がアップしており、最後まで高い集中力を発揮している。

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