虎新人バッテリーで快勝 御子柴―木戸以来球団31年ぶり

[ 2014年7月6日 05:30 ]

<D・神>3勝目を挙げた岩崎(左)は好リードの梅野とハイタッチ

セ・リーグ 阪神3-0DeNA

(7月5日 横浜)
 虎のルーキーコンビが、球団史に名を刻んだ。阪神・梅野が岩崎を好リードし、今季3勝目をアシスト。1983年10月24日ヤクルト戦(神宮)で御子柴―木戸が成し遂げて以来の、新人バッテリー勝利を刻んだ。

 「(内角へ)しっかり投げてくれるのが凄い」

 女房役らしく、梅野は岩崎の投球を称賛した。4回までは毎回走者を許す苦しい展開。高めに上ずるボールも見受けられたが、それでも我慢強く細心のリードを続けた。

 新人らしからぬ冷静さを見せたのは、5回の守りだった。2死走者なしで打席にはグリエル。本来なら3人で片付けて攻撃のリズムをつくりたい場面だが、梅野にはしたたかな計算があった。

 「ゲーム自体が打ち合いではなかったので。(グリエルと筒香の2人で)一つのアウトを取ろう、と。ワンヒットだったらOKというか、長打だけは気を付けました」

 グリエルは岩崎に対し、2打数2安打だった。一方、筒香は真っすぐ、変化球にタイミングが合わず2打席連続三振。グリエルを迎え果敢に内角を突きながらも、無理に勝負することはしなかった。結果はフルカウントからの四球。だが、注文通り続く筒香を右飛に仕留め、何よりも優先される「0点」で切り抜けたのだった。

 報道陣から31年ぶりの快挙を知らされた和田監督は、若い2人を褒め称えた。

 「必死になって配球を組み立ててね。ただの1勝ではない。きょうはバッテリーと4番の勝利」

 自慢の打撃は3打数無安打だったが、そんなことはどうでもいい。捕手にとって、最高の殊勲はチームの勝利。7月の4連勝は、すべて梅野が先発マスクだ。

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