指揮官もビックリ!斉藤のサヨナラ弾に「ちょっと信じられない」

[ 2014年7月2日 23:02 ]

<西・日>お立ち台でガッツポーズをする斉藤

パ・リーグ 西武6―5日本ハム

(7月2日 西武D)
 西武が劇的なサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。

 9回、日本ハムに追加点を許して2―5と敗色濃厚だった。迎えた最終回、それでも日本ハム4番手の武田久を攻め立て1点を奪い、なおも1死二、三塁の場面で打席には8回に代走で途中出場の斉藤。5番手・クロッタの投じた5球目のスライダーをとらえると、快音を残した打球はライトスタンドに吸い込まれた。

 「(頭の中は)真っ白ですね。(ホームランは)イメージできていなかったので、自分が一番びっくりしている。手応えは覚えていないです。打席前に宮地打撃コーチにいつも通り呼吸をととのえて楽しんでやってこいと言われてちょっと気持ちは楽になりましたが…」と、とんでもない場面で飛び出したプロ入り初ホームランを興奮気味に振り返った。

 田辺監督代行も「ちょっと信じられないですね。代走、守備要員の斉藤がまさか打つとは思わなかったですね。だれが予想しましたかね。よくやった!」とあまりの衝撃的な結末に表情をやや強張らせながら語っていた。

続きを表示

2014年7月2日のニュース