松田 天敵・牧田討ちへ首位獲りへ「静から動」の新打法だ

[ 2014年6月27日 07:30 ]

フリー打撃する松田

 奪首へ「足踏み」はしない。リーグ戦再開を翌日に控え、選手たちの気合、集中力が高まっていたヤフオクドームでの全体練習。ソフトバンク・松田は打撃練習で新打法を入念にチェックした。これまで打席で足踏みして投手との間合いを取っていたが、静止させた。「動から動」ではなく「静から動」へ変更。松田は「ずっと足踏みのタイミングが良かったけど、最近はそれが惰性になっていた。動きすぎてためがなくなった。静かに打つように変えました」とフォーム修正の理由を説明した。

 何かを変える必要があった。チームは交流戦で史上最高打率・3010を記録したが、打率・232、0本塁打、11打点と不調が続いた。それまで打率・319、12本塁打、30打点で打線を引っ張っていたのが調子急降下で、5月15日のロッテ戦(QVCマリン)を最後に1カ月以上もホームランは出ていない。

 加えて27日の西武戦(西武ドーム)で戦う牧田は、昨季21打数1安打8三振の打率・048の天敵。足踏みをやめて「ため」をつくることで、緩急を自在に操るサブマリン攻略の糸口をつかむつもりだ。

 西武3連戦では89年から4年間、使用されたダイエー初代の通称「ガッチャマン」ユニホームでプレーする。当時は万年Bクラスで一部の心ないファンからは「弱さの象徴」ともやゆされることもあったが、選手会長は「(初代のユニホームは)覚えていますよ。あしたは強い象徴にしますよ」と自信たっぷりに語った。

 一発を放てば、今季チーム9勝2敗のムードメーカーだ。首位のオリックスとはわずか0・5ゲーム差。背番号「5」の完全復調は、右大臀(でん)筋肉離れから復帰する内川と同様、リーグ戦再開後の戦いの鍵を握ることになる。

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