上原、今季16セーブ目!1点差の9回、走者2人出すも後続断つ

[ 2014年6月26日 14:08 ]

マリナーズ戦の9回、1イニングを無失点に抑えたレッドソックスの上原(AP)

ア・リーグ レッドソックス5―4マリナーズ

(6月25日 シアトル)
 レッドソックスの上原浩治投手(39)は25日(日本時間26日)、シアトルで行われたマリナーズ戦の最終回に登板し、1回1安打無失点で今季16セーブ目(3勝1敗)をマークした。チームは5―4で勝った。

 上原は5―4と1点リードで迎えた9回に3番手として登板。先頭のカノは二塁ゴロに仕留めたが、続く4番・シーガーに右前打を浴びると、モリソンには四球を与えて1死一、二塁。同点、サヨナラの走者を出したが、2回に2ランを放っているズィニーノを空振り三振、アクリーを一塁ゴロに仕留め、失点を許さなかった。

 22日のアスレチックス戦で2本塁打を浴びるなど2点を失っていた上原は、ア・リーグ東地区4位という現状を踏まえ「今のチーム状態が状態なので、より多く勝たないと追いつかない。これからが大事だと思う」とホッとしながらも巻き返しに意欲。

 先頭の3番・カノを抑えながら1死一、二塁のピンチを招いたことに「カノが一番のポイントと思っていた。抑えられてホッとして、その後苦しんだので、1人じゃなく3アウトを考えないといけない」と反省の言葉も口にし、「1つ1つ勝たないといけない状況なので頑張ります」と結んだ。

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2014年6月26日のニュース