“夏男”本領発揮へ 藤浪「体が動いていくと思う」

[ 2014年6月26日 05:30 ]

フリー打撃登板を終え、今成(左)と話す藤浪

 太陽の季節は大歓迎だ。7月1日のヤクルト戦(倉敷)に先発が濃厚な阪神・藤浪が25日、甲子園で行われたフリー打撃に登板。柴田と今成を相手に直球のみ45球を投げて調整した。日差しは厳しく、最高気温は29度を記録。「自分としては夏は好き。体が動いていくと思う。いい状態になると思うし、そうならないとダメ」と力強く話した。

 裏付けがある。昨年7月と8月は8試合で6勝1敗と、昨季挙げた10勝の過半数が集中。この期間の防御率は1・47と好成績を残した。昨季トータルが2・75だけに、いかに夏場に強かったかが分かる。

 チームは勝率5割と踏ん張りどころ。藤浪は「自分の勝ち負けより、チームの勝ちにつながる投球をしたい」と力強く話した。一昨年夏の甲子園で大阪桐蔭を日本一に導いた“夏男”が、猛虎の貯金を積み上げる。

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2014年6月26日のニュース