二枚看板は分散ローテ 森脇監督「カードの頭は取りたい」

[ 2014年6月26日 05:30 ]

 オリックスは、リーグ戦再開となる27日のロッテ戦(QVC)で、エース金子千尋投手(30)の先発が決定した。

 森脇監督は今後も金子と西の二枚看板が先発ローテの軸になることを明言し、3月の開幕と同様に2カード目の初戦となる7月1日の楽天戦(京セラドーム)を西に任せる方針を示唆。「際どい勝負は多くなるだろうが、カードの頭は取りたい」と意気込みを見せた。

 同時に、秘策も用意していた。金子の体調が整えば、その後は中5日で7月3日の楽天戦(京セラドーム)に回り、翌週の8~10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に投入する予定。球宴前までに1度だけ組まれている鷹との直接対決に金子、西を投入する案を着々と進行させている。

 この日は神戸市内で全体練習を行い、久しぶりにT―岡田などにノックを打った指揮官は「今までより動く、今までより攻める、そういう気持ちでちょうどいい」と、攻めの姿勢を貫く方針を示し、首位の座を堅守するつもりだ。

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2014年6月26日のニュース