雄平 家族の祝福を力に誕生日弾「一生懸命打って走った」

[ 2014年6月25日 21:16 ]

<ヤ・ロ>6回裏1死一塁から雄平が自らを祝うバースデーアーチを放つ

交流戦 ヤクルト14―3ロッテ

(6月25日 神宮)
 豪快なバースデー弾だった。10点リードで迎えた6回1死一塁、この日30歳の誕生日を迎えたヤクルト・雄平が、ロッテ左腕の服部の変化球を引き付けフルスイング。右翼席に運ぶ13号2ランに「何も考えていなかったので、一生懸命打って、走りました」と顔をほころばせた。

 自宅を出る前、妻と子供から誕生日ケーキを贈られ、「パワーにして頑張ろう」と思ったという。投手として宮城・東北高からドラフト1巡目で入団して12年。過去の誕生日に本塁打を放ったことはなく、記念の1発となった。好調ヤクルト打線の中で「ついていくのに必死」と話したが、それでも、この日は5、7回にも適時打を放ち、存在感を示した。5月には初の月間MVPも獲得するなど、今やチームを引っ張る存在だ。

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2014年6月25日のニュース