藤浪 天国と地獄の交流戦振り返る「いろいろと収穫」

[ 2014年6月24日 08:00 ]

阪神・藤浪

 大きな収穫を手に、リーグ戦再開に臨む。17日の日本ハム戦(甲子園)で8回1失点と好投し、自身の交流戦ラスト登板を締めくくった阪神・藤浪晋太郎投手(20)が、5試合に登板した交流戦を振り返った。

 「(浮上の)きっかけというか、交流戦は、いろいろと収穫のある期間だったと思いますね」

 天国と地獄を味わった5試合だった。5月20日のオリックス戦(京セラドーム)では自己ワーストの2回6失点KO。悔しい敗戦となった。ただ、課題が露呈したこの「1敗」が同時に、浮上のきっかけにもなった。

 中西投手コーチからの助言もあり、5月27日のロッテ戦(甲子園)からはノーワインドアップ投法を導入。フォームにも微修正を加えた。その結果、投球にリズムが生まれるとともに、最大の武器である直球の球威、精度が飛躍的にアップ。その試合で約1カ月ぶりの勝利を挙げると、続く6月4日の楽天戦(コボスタ宮城)でも7回1失点と好投し、登板2試合連続勝利を挙げた。

 ラスト2試合は白星にこそ恵まれなかったが、大崩れせず。計5試合登板、2勝2敗、防御率2・10。「DH制のあるパ・リーグ相手に投げられたことも今後につながると思います」と振り返ったように、気を抜く暇がないDH制の甲子園でも2試合登板、1勝0敗、防御率0・56と勝負強さを発揮した。交流戦期間中だけで、公式戦自己最速となる156キロを叩き出し、自己最多となる1試合136球を投げ、同13奪三振―。自己記録を次々に突破した。まさに新境地を切り開いた期間だった。

 今後は7月1日のヤクルト戦(倉敷)で、リーグ再開後初登板に臨む予定。厳しい交流戦の戦いで磨かれた藤浪が、満を持して「セ界制覇」を狙う。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2014年6月24日のニュース