マー君「凄く悔しい形でマウンドを降りた」本拠初黒星

[ 2014年6月24日 05:30 ]

<ヤンキース・オリオールズ>7回3失点でヤンキースタジアム初黒星を喫したヤンキース・田中将大

 ヤンキースの田中将大投手(25)は22日(日本時間23日)、オリオールズ戦に先発し、7回を3失点に抑えたが、本拠地初黒星となる2敗目(11勝)を喫した。零敗した打線の無援に泣き、自身の連勝は5でストップ。試合前には松井秀喜氏(40)が恒例のOB戦「オールドタイマーズ・デー」に初参加した。また、ダルビッシュ有投手(27)はエンゼルス戦に先発し、6回を5失点で4敗目(7勝)。田中とダルビッシュの同日黒星は日本時代も含めて初めてだった。

【試合結果】

 打線の援護に恵まれなかったことなど、田中の頭にはなかった。ただ、自分が情けない。本拠地初黒星。試合後の会見で険しい表情を浮かべた。

 「1―0ならもっとチャンスはあったかもしれないけど、最後の最後にもう2点取られてしまった。凄く悔しい形でマウンドを降りてしまった」

 中5日が2度続いた後の中4日のマウンド。しかも、17日のナイターから実質「中3・5日」のデーゲームで「全然良くなかった」という。序盤から球威がなく、直球やツーシームの速球系で90マイル(約145キロ)を超えたのは全106球中15球。普段よりも3キロほど遅かった。自慢の制球も珍しく乱れ、2回、スクープに先制ソロを被弾。前回対戦した4月9日にも一発を浴びた8番打者に甘く入ったスライダーを左翼席まで運ばれた。

 それでも大崩れはしない。中盤以降はカーブやチェンジアップも交え、目先を変えた。7回に2点を失い「大事なところで粘れなかった」と悔やんだが、先発の役割は果たした。今季、田中の登板中に打線が無得点に終わったのは初めて。楽天で24勝無敗だった昨季は先発した27試合で7回終了時までに無得点だったことは一度もなかった。

 痛かったのは初回。先頭ガードナーが右翼線への打球で三塁へ。セーフの判定もタッチされた際に体が一瞬ベースから離れたとし「チャレンジ」で判定が覆ってアウトに。無死三塁が一転、1死走者なしとなり、そこからゼロ行進が始まった。

 「これからも繰り返し学んでいって成長できれば」。連勝が5で止まった田中はそう言った。とはいえ、クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を全15試合連続でクリア。1973年にロジャーズ(エクスポズ)がマークしたメジャーデビューからの連続記録16試合にあと一つで届く。この日は往年の名選手が集結した「オールドタイマーズ・デー」。尊敬する松井氏とあいさつを交わした田中は「(引退後)呼んでもらえるような選手にならないといけない」と誓った。

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