前橋育英 ノーシードから連覇へ!光成 体重7キロ増で進化証明

[ 2014年6月21日 06:40 ]

前橋育英の高橋

 第96回全国高校野球選手権大会(8月9日から15日間、甲子園)の出場校を決める地方大会のトップを切って21日、沖縄大会、南北海道・函館支部で開幕する。20日は千葉、茨城、福岡などで組み合わせが決まった。群馬大会では昨夏甲子園で優勝した前橋育英のエース右腕・高橋光成(こうな)投手(3年)を中心にノーシードから連覇を狙う。

 前橋育英・高橋光成が迎える最後の夏。「指のかかりは良くなっている。スタミナがないと夏は乗り切れないと思う。体重を維持してもっと切れを出していきたい」。静かに闘志を燃やした。

 昨夏の甲子園では2年生エースとして初戦の岩国商(山口)戦で9者連続奪三振の衝撃デビュー。全6試合で自責2の快投で初出場初優勝の立役者になった。だが、新チーム結成後は秋、春ともに県大会初戦敗退。今大会はノーシードから連覇に挑む。

 1月下旬に右手親指を骨折。その影響で春季県大会は登板しなかったが、その間に走り込みや体幹トレーニングに励み、体重は7キロ増の89キロになった。現在は連投もこなせるようになり、荒井直樹監督は「普通に投げられる」と太鼓判。昨夏優勝メンバーの工藤主将も「光成を中心に守り勝つ。全員で光成を助ける」と援護を誓った。

 初戦は7月14日の松井田戦で、順当に勝ち上がれば次戦で優勝候補の高崎健康福祉大高崎と激突する。「また(甲子園に)帰ってきたい」と話したあの夏から1年。一回り大きくなった高橋が、昨年10月の国体以来の公式戦に臨む。

 ◆高橋 光成(たかはし・こうな)1997年(平9)2月3日、群馬県生まれの17歳。小1から野球を始め、利根中では軟式野球部に所属。前橋育英では1年夏からベンチ入りし、同年秋からエース。2年時に18Uワールドカップで日本代表入り。1メートル88、89キロ。右投げ右打ち。

 【群馬展望】今春のセンバツで8強入りを果たした桐生第一、今秋ドラフト候補の野平を擁する樹徳、打力のある高崎健康福祉大高崎が軸となる。昨夏甲子園優勝の前橋育英はエース・高橋光を軸にしてノーシードから頂点を狙う。夏に強い前橋工や、前橋、館林、沼田も侮れない。

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