オリックス、巨人に競り勝つ 押し出し死球で決勝点

[ 2014年6月18日 22:49 ]

<巨・オ>7回2死満塁、ペーニャへの死球でベンチを飛び出すオリックスナイン(中央は押し出しで生還する三走・安達)

交流戦 オリックス6―5巨人

(6月18日 東京D)
 オリックスが巨人に6―5で競り勝ち、4年ぶり2度目の交流戦優勝にわずかながらも可能性を残した。

 初回、巨人の先発・大竹を攻め、2死三塁から糸井の右前適時打で先制。先発・金子が3回、坂本に左越え4号ソロを浴びたものの、直後の4回にペーニャの左越えソロでを勝ち越した。

 金子は5回1死二塁から亀井の右翼線への適時二塁打で再び同点に追いつかれたが、6回無死一、二塁から坂口の送りバントが今村の三塁悪送球を誘って1点勝ち越し。なお、無死二、三塁からペーニャの遊ゴロの間に1点。さらに2死二、三塁とチャンスを広げて駿太の左前適時打で1点と、この回計3点を奪った。

 その裏1死から金子が高橋由に左越え二塁打を許して降板。代った比嘉が一、三塁から代打・セペダに同点3ランを浴びたものの、7回2死満塁から押し出し死球で勝ち越し。7回からは馬原、佐藤達、平野佳の必勝リレーで逃げ切った。

 巨人は前回対戦で9回までノーヒットに抑えられた金子に9安打を浴びせるなど打線が計12安打と奮闘したが、投手陣が踏ん張れなかった。

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