オリ今季初4点差逆転負け…連勝7でストップ、新記録ならず

[ 2014年6月16日 05:30 ]

<オ・中>8回1死一塁、和田に左越え2ランを浴びる佐藤達(手前)

交流戦 オリックス4―6中日

(6月15日 京セラD)
 痛恨の一発だった。オリックスは同点の8回、佐藤達が和田に決勝2ランを献上して、連勝が7でストップ。今季初めて4点差逆転負けを喫し、球団新記録の交流戦8連勝は夢と消えた。

 同時に、交流戦2位に転落し4年ぶりの優勝もピンチに。佐藤達は「完璧に打たれた。外角に投げきらないといけなかった。本当に悔しい」と肩を落とした。

 佐藤達だけではない。12球団No.1のチーム防御率を誇る投手陣が崩れた。先発のディクソンは6回に突然乱れて2点を失い、2死二、三塁で降板。「あと1人粘りたかった」という思いは届かず、2番手の比嘉も平田に同点適時二塁打を許した。「あそこは抑えて、応えたかった」と、うな垂れた。

 ただ、ここまでの貢献度を考えると、3人は責められない。森脇監督も「思い通りにいったら誰も苦労しない。大事なことは、反省して、切り替えて、しっかり東京で4試合戦うこと。きょうの負けも財産にしていけばいい」と、チームを鼓舞した。交流戦優勝には、17、18日の巨人戦(東京ドーム)連勝が絶対条件。厳しくはなったが、最後まで望みは捨てない。

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2014年6月16日のニュース