山口　先発転向後３戦３勝！中畑監督も絶賛「エース」だ

＜ソ・Ｄ＞３勝目を挙げた山口（右）は中畑監督と握手を交わす

交流戦 ＤｅＮＡ５―１ソフトバンク

（6月15日 ヤフオクＤ）
　ＤｅＮＡ・山口が自己最長の８回１／３を投げて８安打１失点。先発転向後３戦３勝とし、チームの連敗を４で止めた。４回に１点を先制されたものの、圧巻だったのは６回１死二、三塁での投球。李大浩を１４８キロの速球、長谷川は真っすぐを６球続けた後のフォークで連続三振に斬り捨てた。

　「ギアが上がったというか闘争心が出て、狙った通り三振が取れたのは収穫」。この日は、実家のある大分県中津市から母・啓子さんらが駆けつけた。母の前でプロ入り初完投目前だったが、５―１で迎えた９回１死から走者を２人出して交代を命じられた。山口はムッとしながらマウンドを降りたが、中畑監督は「マウンドで戦う姿を感じさせてくれる。勝ち試合をイメージできる投手。エースの条件だね」と絶賛。山口も「セーブが付く場面なら仕方ないか」と元守護神らしく、理解を示した。