オープン戦では東海大が勝ったが…神奈川大 初Vへ浜口温存は大きい

[ 2014年6月14日 20:55 ]

 15日に神宮球場で行われる全日本大学野球選手権大会の決勝は、神奈川大―東海大のカードとなった。

 24度目の出場で初の決勝進出を果たした神奈川大は、2年生エース左腕の浜口が準決勝で温存できたことが大きい。2回戦で慶大相手に11奪三振1失点完投勝利を挙げるなど、直球とチェンジアップのキレは抜群。打線は8番に座る山原が今大会2本塁打を放つなど好調を維持している。

 10年以来4年ぶりの決勝戦に臨む東海大は、01年以来4度目の優勝を狙う。打線では今春リーグ戦で首位打者を獲得した大城卓の勝負強さが光る。準決勝の創価大戦では4盗塁を絡めるなど攻撃のバリエーションも豊富。投手陣は吉田、芳賀を軸に継投で勝負に出る。

 大会直前のオープン戦では東海大が7―0で神奈川大に勝利を挙げたが、手の内はお互いに見せていない。東海大の横井人輝監督は「お互いに胸と胸を合わせながら、素晴らしい決勝戦にしたい」と意気込んだ。

続きを表示

2014年6月14日のニュース