日本ハム 7人継投で7―6逃げ切り 連敗ストップ!

[ 2014年6月14日 22:02 ]

<日・ヤ>3回無死、三塁を放ち、ヘッドスライディングを見せる日本ハム・近藤

交流戦 日本ハム7―6ヤクルト

(6月14日 札幌D)
 日本ハムが7人の投手リレーで、連敗を2で止めた。

 先発は今季2勝0敗の中村。3連敗阻止のマウンドに上がったが、2回1死二、三塁、岩村に右中間二塁打を浴び2点の先制を許す。だが、反撃も早い。その裏、石川慎、大野の連続二塁打で同点に。さらに2死二塁で、早くも先発・中村に代打・鵜久森。その鵜久森は四球を選んだが、1番・西川は右飛に倒れ、一気の勝ち越しはならず。3回のマウンドには谷元が上がった。

 3回、先頭の近藤が右翼線三塁打。ヘッドスライディングでスタンドを沸かす。そして得点圏打率4割を超える大引が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功。リーグ打点トップの中田が三塁線を破る二塁打で今季43打点目を挙げ、4―2とした。

 継投も早め早め。藤岡が4回から登板した。3番手右腕は1死二、三塁から中村の遊ゴロで失点。1点差とされる。

 5回「(4回に)エラーをして藤岡に迷惑をかけたので何とかしたいと思った」大引が右翼ポール直撃の4号ソロ。5―3としたが、6回に4番手のカーターが連続長打を食らい再び最少得点差に。

 だが7回、再び突き放す。1死三塁から石川慎が右翼線へこの試合2本目の二塁打。3度目の2点リードとした。8回に両軍が1点ずつ追加。9回に7番手として登板した増井が1点差とされたが、7―6でなんとか逃げ切った。

 ▼日本ハム・中村(2回2失点で降板)打たれた球は全部甘く、思い切り攻めることができませんでした。早い回に降りてしまい、ブルペンに迷惑をかけて申し訳ないです。

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