オリ比嘉「きっと大丈夫」で満塁しのいだ、決勝打の竹原「やっと仕事」

[ 2014年6月14日 17:08 ]

交流戦 オリックス7―4中日

(6月14日 京セラD)
 勝負のポイントは6回の攻防にあった。

 オリックスの先発・東明が同点の場面で中日に1死満塁とされ降板、比嘉がマウンドに上がった。代打の野本は初球を遊飛に、続く岩崎も3球三振と完璧に封じ勝ち越しを許さなかった。試合後のお立ち台で「きっと大丈夫と思っていった」と自分の力を信じて腕を振った場面を振り返った。

 左膝を痛めて1日に登録を抹消され、12日に復帰登板を果たしたばかり、「膝は大丈夫。先発、ブルペンの状態がいいので乗っていきたい」とあくまでも貪欲だった。

 比嘉の見事な火消しに応えたのは、この回に決勝打を放った代打の竹原。6回1死二塁から二塁打を放ち「ランナーを還すことだけ考えた」と初球を振り抜いた。この日まで今季わずか2安打と苦闘しており「やっと仕事しました」と笑みを見せた。

 森脇監督は7連勝を飾ったチームに「勝ちをひたすら求め、心と体を動かしてくれている。素晴らしいと思う」と選手、コーチ陣を称えていた。

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2014年6月14日のニュース