田辺監督代行 本拠で初白星「どんどん勝っていきたい」

[ 2014年6月13日 05:30 ]

<西・広>最後を締めた高橋(右)をハイタッチで迎える田辺監督代行

交流戦 西武5―4広島

(6月12日 西武D)
 粘った。諦めなかった。同点とされた直後の8回1死一塁、西武・金子侑が勝ち越し左翼線二塁打。本拠地初采配を白星で飾った田辺監督代行は、「打線が元気なので何とかしてくれると思っていた。やるべきことをやってくれている」と手応えを口にした。

 3点リードの8回、2番手の増田が3点を失い同点。だが、直後に勝ち越し、前日まで3勝14敗だった1点差の試合を制した。試合のなかった楽天と並ぶ5位へ浮上。殊勲打の金子侑は「まだまだ、これからだと思う。きっかけになれて良かった」とはにかんだ。

 田辺監督代行の指揮下では初の連勝。指揮官も「チームに勢いは感じている。でも(自身の本拠)初勝利とか言っていられない。どんどん勝っていきたい」と前を向いた。

 ▼西武・牧田(7回4安打1失点も勝ち負けなし)要所で粘れたことがよかった。ホームランを打たれたがソロでよかったと思う。

 ▼西武・栗山(2安打2打点)チャンスに強くなってきた。そんな気がする。(5位タイに)それに喜んでいるわけにはいかないけどステップとしては悪くない。

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2014年6月13日のニュース