明大 新人戦史上初5連覇 石迫6打点、打線けん引

[ 2014年6月5日 05:30 ]

<法大・明大>3回2死一、二塁、明大・石迫(右)は左越え3ランを放ち竹村と喜びを分かち合う

東京六大学野球新人戦最終日 明大7―2法大

(6月4日 神宮)
 決勝と3位決定戦の2試合が行われた。決勝では明大が法大を7―2で下し、新人戦史上初の5季連続となる37度目の優勝を飾った。石迫悠摩内野手(2年)が中押しの3ランを含む6打点と爆発。打線をけん引した。3位決定戦では早大が立大にサヨナラ勝ち。ロッテなどでコンディショニングコーチを務めた立花龍司氏(49)の長男・玲央外野手(2年)が殊勲の一打で接戦を制した。

 明大は12安打と打線がつながり、史上初の5連覇を達成した。打線を引っ張ったのは2年生の石迫。初回に先制の右越え適時二塁打を放つと、3回には左越え3ラン。さらに7回に中越え適時二塁打と6打点をマークし「2年生が多くベンチに入ってたし、優勝できて良かった」と喜んだ。九州国際大付では遊撃手で2年時にセンバツ準優勝。高校通算27本塁打の実力派だ。連覇の要因を「日頃から学年関係なく練習できている」と振り返った。今春リーグ戦は3連覇を逃して3位に終わっただけに、スタンドで見守った善波達也監督は「(5連覇が)チームの良い循環になってくれたら」と期待を寄せた。

 ▼早大・立花(9回2死三塁からサヨナラ打)芯で捉えられた。小学生の時に父と早慶戦を見てから神宮でプレーするのが夢だったので、特別な気持ちです。

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