森野 弔いV打 貢さん「おまえは何やってんだ」尻叩かれたことも

[ 2014年6月2日 05:30 ]

<西・中>7回2死満塁、中前に逆転打となる2点適時打を放つ森野

交流戦 中日8-4西武

(6月1日 西武D)
 天国に届け――とバットを振った。中日・森野は3点を追う2回、右越え5号ソロで反撃ののろしをあげると、6回無死二塁で左中間に適時二塁打。3―4と1点差に迫った7回2死満塁でも中前に逆転の2点適時打を放つなど3安打4打点の活躍に「何とかチャンスをつぶさないようにと積極的にいった」と声を弾ませた。

 前夜、悲しい知らせが届いた。巨人・原監督の父・貢氏(享年79)が5月29日に亡くなったと発表された。貢氏は母校・東海大相模の元監督。高校時代は直接、指導を受けたことはないが「いつも気にかけてくれていた。悲しいですね」と目を伏せた。

 昨季、東京ドームで菅野が登板する試合で対面し「うちの孫、いいだろ。おまえは何をやってんだ。ちゃんと下半身をつくれよ」と尻を叩かれたこともある。「僕が打つと喜んでくれた。結果を出すことが野球選手の仕事なんで」。弔いの猛打賞。悲しみは胸にしまい、バットで天国の師へ恩返しした。

 打線はここ4試合連続で1点以下と元気がなかったが、エルナンデスを来日初の1番、森野を3番から5番に変えるなど、打順の組み替えが奏功し、8試合ぶりの2桁14安打。西武投手陣から8点を奪い逆転勝利に成功した。

 もちろん、この日の主役は「新5番」森野。谷繁兼任監督も「いいところで打ってくれた」と頼れる35歳に賛辞を贈った。

 ▼中日・福谷(13試合ぶりに安打を許すも1回1安打無失点で15ホールド目)安打は別にいいです。使っていただいている監督、コーチに感謝です。

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