V6消滅危機で川本完封、「肘が壊れてもいい」153球の熱投

[ 2014年5月28日 15:49 ]

<国学院大・亜大>完封勝利を飾った亜大・川本

東都大学野球春季リーグ戦最終週 亜大4―0国学院大

(5月28日 神宮)
 負ければ亜大の6連覇が消える大一番で、初先発した川本が見事に期待に応えた。再三走者を許しながらピンチで冷静さを失わず、153球の完封勝利。肘の故障で出遅れていた右腕は「肘が壊れてもいいという気持ちだった。うれしかった」と手放しで喜んだ。

 救援登板を重ねながら、最終週での先発に向け調整を進めていた。同じ3年生右腕の花城が難病の黄色靱(じん)帯骨化症で離脱するなど、苦しいチームの台所事情を救った。「花城から『頑張れよ』とメッセージをもらった。大きな1勝」と何度もうなずいた。

続きを表示

2014年5月28日のニュース