諦めない姿勢示したイチロー 9回代打で右前打

[ 2014年5月23日 13:34 ]

ホワイトソックス戦の9回、テシェイラの中前への打球を見ながら本塁へ向かうヤンキースの三走イチロー

ア・リーグ ヤンキース2―3ホワイトソックス

(5月22日 シカゴ)
 ヤンキースのイチローは22日(日本時間23日)、ホワイトソックス戦の9回に代打で出場し、右安打を放った。打率は3割6分9厘。チームは2―3で敗れた。

 イチローが3点を追う9回1死無走者から代打で出場し、内角速球を二遊間に転がす安打を放った。それまで相手投手陣にてこずった打線はイチローの一打で活気づき、テシェイラの適時打で1点差に詰め寄った。しかし最後はソリアーノが見逃し三振に倒れて敗れた。

 イチローが一塁に出塁した後、次打者のエルズベリーが鋭い飛球を放ったが、左翼手の好捕に阻まれた。先の塁を狙って走っていたイチローは慌てて一塁に戻って併殺を免れ「うわっ、と思ったが、とりあえず一塁へ向かって走ればと」と苦笑いで振り返った。好打とともに諦めない姿勢を示したプレーだった。(共同)

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