藤浪にメス!休日返上でフォーム修正「バランスの問題」

[ 2014年5月23日 10:15 ]

休日返上で調整を行った藤浪(左)。右は和田監督

交流戦 ソフトバンク―阪神

(5月23日 ヤフオクD)
 藤浪にメスが入った。阪神・藤浪晋太郎投手(20)が22日、甲子園球場での指名練習に休日返上で参加。中西投手コーチと投球フォーム修正に努めた。前回20日のオリックス戦でプロ最短の2回6失点でKOされており、巻き返しのきっかけをつかむべく必死だった。

 苦境を乗り越えるべく、黄金右腕が動いた。登板2日後で本来なら休日だったこの日、藤浪が甲子園球場に姿を見せた。休日返上の理由を「前回はそんなに球数は投げていないのでね」と語った表情に笑みはない。アップを終えると、中西投手コーチと話し込みフォームの修正に取り組んだ。

 「(修正したのは)足の運びだな。この間(20日のオリックス戦)は踏み込みが弱かった。その分、上体だけの投球になっていたからな。体重移動の確認というか、強く左足にウエート(体重)がかかるように。映像も見せながらな」

 中西コーチは修正ポイントを明確に指摘し登板映像などもチェックしながら“突貫工事”したことを明かした。グラウンドでは短い距離でのスローイングを繰り返し左足の運び方を何度も確認。その後は、ブルペンで能見の投球練習を見学するなど、ヒントを探った。

 20日のオリックス戦では左足の踏み込みが弱かった影響もあってリリースポイントが定まらず、抜け球も多くなった。体重が乗りきらない球威のないボールでは仕留めきれず、ファウルで粘られる場面も目立った。中西コーチも「(昨年より)球筋は良くなっているだけどな。スピンのかかったボールを意識してほしい」と話した。

 ここまで2勝3敗、防御率4・15と不本意な数字が並ぶ。奪首へのキーマンとなるだけに和田監督も「休日なんかない。この何日かで修正しないと。今まで通りの1週間ではいかないような状況」とあえて厳しい言葉を口にし、復調を願った。

 「フォームのバランスの問題。やることは分かっています」と藤浪も理解している。登板予定の26日ロッテ戦(甲子園)まで残された時間は多くない。次代のエースの底力が問われる。

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