フラッカリ氏を新会長選出 五輪復帰へ野球ソフト連盟

[ 2014年5月10日 21:37 ]

 五輪復帰を目指して昨年設立された世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は10日、チュニジアのハマメットで総会を開き、新会長に国際野球連盟会長のリカルド・フラッカリ氏(64)=イタリア=を選んだ。理事には2000年と04年の五輪2大会でソフトボール女子日本代表監督を務めた宇津木妙子氏(61)が入った。

 フラッカリ氏は「(20年の)東京五輪で復帰を実現できるよう全力を尽くしたい」と話した。任期は東京五輪まで新体制を維持する目的で、21年までの7年とした。フラッカリ氏とともに共同会長だった国際ソフトボール連盟前会長のドン・ポーター氏は、直前で会長選出馬を辞退した。

 日本野球機構(NPB)や米大リーグ機構(MLB)のプロ組織が準会員となり、連携を強化することも承認された。

 ▼宇津木妙子氏の話 世界各国でソフトボールの普及活動に力を注いできた経験を、少しでも生かしたい。現場から見た意見もある。重責を感じているが、東京五輪での復帰へ全力を尽くしたい。(共同)

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2014年5月10日のニュース