いじめで自殺…広島・総合技術 対外試合禁止は7・10まで

[ 2014年5月10日 05:30 ]

 学生野球の処分を決める日本学生野球協会の審査室会議は9日、1年生部員(当時)が2月に自殺し部内いじめが要因の一つとされた総合技術(広島)を、7月10日まで対外試合禁止とすることを決めた。

 全国高校選手権大会の出場をかけた広島大会は7月11日開幕で、参加は可能になった。ただし、部室などでいじめたとされる5人を含む現在の2年生は全員、広島大会の登録を認めないことも決定した。

 いじめによる自殺が起きた事案の審議は初めて。総合技術から「いじめがあったと認定される」との報告書に基づいて処分が協議された。各学年ごとに部室が分かれていることから3年生はいじめに関与していないとして、夏の大会に出場できるよう配慮した。

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2014年5月10日のニュース