谷繁監督 苦心の采配も水の泡 借金は今季最多の6に

[ 2014年5月6日 23:20 ]

セ・リーグ 中日3―6阪神

(5月6日 ナゴヤD)
 中日は逃げ切りに失敗し、痛すぎる黒星となった。1点リードの9回を託された守護神の岩瀬が、2死三塁のピンチを招いた。バッテリーは代打の新井良を敬遠、逆転の走者を出してまでも勝負を避けた。

 谷繁監督は「向こうの内野守備につける人を計算して。確率の問題」と説明。だが、続く代打俊介に同点の適時内野安打を許し、苦心の采配は水の泡となった。

 打線は8回以降、1人の走者も出せず。最後は延長12回、6番手の小熊が2ランを浴びて勝負あった。借金は今季最多の6に膨らみ、指揮官は「目の前の試合を必死にやっていくしかない」と言葉を絞り出した。

 ▼中日・ルナ(3回に適時二塁打)「とにかくランナーをかえすことに集中していたよ」

 ▼中日・岩瀬(9回に同点打を許し)「結果が全て。やっぱり先頭を出したら厳しい」

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2014年5月6日のニュース