阪神2連敗で3位転落…能見 苦手神宮でまた勝てず

[ 2014年5月4日 05:30 ]

<ヤ・神>5回、山田(左)に先制打を許し、肩を落としてベンチに戻る能見

セ・リーグ 阪神2-5ヤクルト

(5月3日 神宮)
 阪神は3日、ヤクルト戦(神宮)に2―5で敗れ、9連戦黒星スタートとなった。先発の能見篤史投手(34)が7回まで7安打を浴びながら1失点と粘りの投球を見せていたが、8回1死一、二塁から代打・飯原に決勝の右越え適時二塁打を浴びるなど一気に4失点。4連勝中だったエースが、10年10月5日を最後に勝利のない神宮球場で、再び飲み込まれた。

 消耗戦に散った。力投を続けてきた能見が同点で迎えた8回にヤクルト打線につかまった。先頭の上田に二塁内野安打で出塁を許すと、犠打で1死二塁。バレンティンとは勝負を避け、迎えた代打・飯原。「風も計算しながらね」と警戒したが、高めに入ったスライダーをとらえられた。右越えの適時二塁打で決勝点を献上した。

 続く畠山を敬遠し1死満塁から荒木に中前2点適時打を浴びたところで降板。7回1/35失点で降板。2敗目を喫した能見は、勝負を分けた一打よりも「それはいいとして…」と悔いたのが序盤の苦投だった。

 「4回かな。先頭バッターを4度も出しているからね。序盤に崩れるよりは、最初から飛ばしっていったほうがいいので。しのぎながらね。(1試合で)ピンチは3回あると言って(決勝点を奪われた8回は)4回目だから」

 2回までは打者6人を簡単に料理した。最高の立ち上がりだったが、3回から3イニング連続で先頭打者に出塁を許し、5回は1死二塁から山田に左前打で先制点を奪われた。

 打線は7回に今成の適時打で同点とするのがやっとで、先発・木谷を攻めあぐねた。

 和田監督も「(失策で)野手が足を引っ張っていたところもあったけど、1点で踏ん張っていた。悪くなかった」と力投のエースをかばった。

 “ジンクス”をはねのけることはできなかった。神宮球場は10年10月5日を最後に勝っていない相性の悪い球場だった。開幕戦の巨人戦で10失点KOされてから、自身4連勝と勢い十分に敵地に乗り込んだが、またも黒星が付いてしまった。

 広島からの“奪首”をもくろむ9連戦の初戦にエースを立てながら、5位チーム相手に苦杯をなめ、チームは4月17日以来となる連敗を喫した。能見は中5日で9日の巨人戦(甲子園)へ向かう予定だ。宿敵を封じ込め、うっぷんを晴らすしかない。

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