ヤンキース首位陥落 5時間49分の死闘も…イチ 代打で二ゴロ

[ 2014年5月4日 05:30 ]

<ヤンキース・レイズ>延長11回、代打・イチローは二ゴロに倒れ、ベンチへ戻る

ア・リーグ ヤンキース5―10レイズ

(5月2日 ニューヨーク)
 ヤンキースは2日(日本時間3日)、レイズ戦に延長14回、5時間49分の死闘の末に敗れ、先月13日から守っていた首位の座を明け渡した。

 ジョー・ジラルディ監督はヤ軍の指揮官として通算1000試合目を勝利で飾れず。試合終了は日付が替わった午前0時57分で、今季初の3連敗に「厳しい敗戦。チャンスは多くあったのに…」と嘆いた。

 8回に2点差を追い付いたが、以降は好機に打線が沈黙。延長11回2死二、三塁のサヨナラ機ではイチローが代打で起用された。昨季から、この打席前まで代打打率・462(13打数6安打)を記録しており、イチローコールが湧き起こったが、あえなく二ゴロ。今季初の適時打はお預けとなった。7打数無安打で、スタメン唯一のノーヒットに終わったジーターは「最初の4打席はもう覚えていないよ」と苦笑いした。

 翌日のデーゲームに先発予定の田中は試合序盤で球場を後にしたが、両軍が野手全員を使い切ったのに加え、ヤ軍は救援の全投手を起用。疲労ばかりが残る痛い黒星となった。

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