マー君7回3失点で4勝目!逆転勝ち呼び不敗継続32連勝

[ 2014年5月4日 05:40 ]

レイズ戦に先発したヤンキース・田中

ア・リーグ ヤンキース9―3レイズ

(5月3日 ニューヨーク)
 ヤンキース・田中将大投手(25)が3日(日本時間4日)のレイズ戦に先発した。初回に先制弾を浴びるなど4回までに7安打3失点と苦しんだが、以降は修正し無失点。打線が5回、この日スタメン出場のイチローの左中間二塁打を足がかりに同点に追いつくと、6回にはジョンソンの右中間ソロで勝ち越し。田中は7回を8安打3失点で今季4勝目を飾り、一昨年からのレギュラーシーズン32連勝。チームの連敗を3で止めた。

 メジャー6試合目のマウンドでも、田中はしっかりと役割を果たした。これまでの5試合と同様、クオリティースタート(6回以上自責点3以下)をクリア。ジラルディ監督が「110球」としていた投球数を超え、113球に達した7回で“お役御免”となった。

 序盤は苦しい投球だった。初回1死からジェニングズに右中間ソロ本塁打を浴びて先制点を許すと、2回には2死一、三塁からハニガンに三遊間を破る適時打を打たれて失点。4回にはマイヤーズに右翼ポール際に飛び込むソロアーチを浴び3失点目。高めに浮いたボールを痛打され、この回までに7安打を許し、球数は69球を数えた。
 
 それでも4回、テシェイラが追撃の右越え2ランで1点差に迫ると、田中の投球が逆転への流れをつくる。5回をこの試合初の三者凡退に斬って取ると、その裏、エルズベリーの左中間適時二塁打で同点に。6回、先頭打者に“メジャー自己ワースト”の8安打目を許しながら後続を3人で抑え、ジョンソンの勝ち越し弾を呼んだ。

 打線は7回に2点、8回にはイチローが今季初の適時打となる右翼線二塁打を放つなど、さらに3点を追加。リードを6点に広げて快勝した。
 
 

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