阿部、先制打は今季初タイムリー「ちょっと遅いですけど…」

[ 2014年5月3日 17:40 ]

<中・巨>巨人ファンに手を振って応える阿部

セ・リーグ 巨人9―5中日

(5月3日 ナゴヤD)
 巨人・阿部に待望の今季初タイムリーが飛び出した。初回2死満塁、1ボールから中日・岡田の投じた内角寄りの球を流し打ち。「みんながつないでくれたんで、何とかボクも続けられたらと思って打席に入った」という主将の打球は先制の左翼線適時二塁打となった。

 この試合の前まで打率・218、4本塁打、6打点と低迷。打点を記録したのは2本塁打を放った4月17日のヤクルト戦(神宮)以来で、適時打による打点は今季初めて。「ちょっと遅いですけど…また打てるように頑張ります」と苦笑い。また、先発の大竹が初回に5失点したことについても「うまくリードできなかった」と反省した。

 1日のヤクルト戦(東京ドーム)で首を痛め、出場も危ぶまれていたが「(首は)大丈夫なんで試合に出させてもらっている」の言葉通り、4回にも右前打を放ち、チームを鼓舞。いい形で9連戦のスタートを切った阿部は「(9連戦は)長いですけど、1戦必勝で頑張っていきたい」と気合を入れ直していた。

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2014年5月3日のニュース