黒田 3敗目も復調の兆しQS「前回より良かった」

[ 2014年5月3日 05:30 ]

<ヤンキース・マリナーズ>3回1死一、三塁、カノの遊ゴロの間に三走・ブラッド・ミラーが生還し勝ち越しを許す黒田

ア・リーグ ヤンキース2―4マリナーズ

(5月1日 ニューヨーク)
 3敗目を喫してもヤンキース・黒田は悲観しなかった。6回を投げ7安打4失点。うち1点は失策絡みで、4試合ぶりに「最低限の目標」というクオリティースタート(6回以上自責点3以下)をクリアし「前回より良かった」と話した。

 両打ちを含め、6人並んだ左打者に6安打を許したが、きっちり捉えられたのは3本。自己最悪の8失点を喫した先月25日のエンゼルス戦で欠いたスライダーの切れは、試合中に改善の兆しを見せ「良かったボールも多かった」と収穫を口にした。ジョー・ジラルディ監督も「間違いなく正しい方向に向かっている」と安どの表情だ。5、6回は投球のテンポを速め、いずれも3者凡退。7奪三振は今季最多だ。「いつか流れが良くなることを信じてやるしかない」と黒田。5年ぶりの世界一へ、ベテランの復調は欠かせない。

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2014年5月3日のニュース