大谷「特に感じない」中畑監督「飛ばない感じ」 適合球に反応さまざま

[ 2014年4月29日 20:39 ]

29日から広島戦で使用が開始された適合球を確かめる、阪神のメッセンジャー

 規定より飛びやすくなっていたプロ野球の統一球を適合球に切り替えた29日、グラウンドでの受け止め方はさまざまだった。DeNAの中畑清監督は「飛ばない感じがした。打球が全然違うというのがみんなの感想」と自ら切り出し、変化を強く感じていた。

 ヤクルトの小川淳司監督は「芯に当たった時と当たらない時の差はあるかな。打球のスピードは前より遅い」と分析。阪神の和田豊監督は、わずか2安打ながら福留の本塁打で競り勝ち「影響があったかは分からないが、1安打で完封されていたら気になってくる可能性があった」と振り返った。

 7回途中まで無得点に抑えたロッテの涌井は「全然分からない。投手より打者の方が気にすると思う」と指摘。野手では指名打者で出場した日本ハムの大谷が「特に感じなかった」とコメント。3号ソロを放った李大浩が「(違いは)まったくない」と話したのに対し、2年ぶりの本塁打を打った中日の荒木は「(球が)少し重いかな」と感想を述べた。

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2014年4月29日のニュース