伊東監督ダメ出しに発奮!涌井、強気の攻めで移籍後2勝目

[ 2014年4月29日 19:15 ]

<楽・ロ>楽天に勝利し、大迫コーチ(左)とタッチを交わす?涌井

パ・リーグ ロッテ3―0楽天

(4月29日 コボスタ宮城)
 ロッテ・涌井が、移籍後2勝目を手にした。29日の楽天戦(コボスタ宮城)で先発し、6回1/3を投げて6安打5奪三振無失点と好投した。

 強気に直球で攻めた。22日のオリックス戦(QVCマリン)は2回に2死から3連続四球を与え、その後は連打で5点を失った。伊東監督からは「もっと真っ直ぐで押せ!」とだめ出しをされた。その反省を生かし、直球を軸に投球を組み立てた。「走者を出してからは低めの意識で投げた。それが良かったのかな」。指揮官も「前回は力の出し惜しみをしていたけど、今回はピンチをつくっても変化球で逃げなかった。まだまだ力で押せるということが分かったと思う」と納得顔だ。

 チームは5連勝で、今季初の貯金1も手にした。涌井が「チームがいい流れになってきている」と言えば、伊東監督も「きょうから開幕。開幕戦をとれたね」と笑顔。投打がかみ合う快勝に、チームの誰もが自信を深めていた。

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