虎　ミスミス連勝ストップ　前日のＤｅＮＡほうふつ

＜Ｄ・神＞　６回１死一、三塁、鶴岡の三ゴロで、三塁走者・マートンが挟殺され、続いて一塁走者・新井良も三遊間に挟まれる（捕手・高城、三塁手・バルディリス）

セ・リーグ 阪神４－８ＤｅＮＡ

（4月27日 横浜）
　阪神は前日のＤｅＮＡをほうふつさせる凡ミスで、４連勝を逃した。投手陣は１０四球８失点と自滅。守備では５回に上本が本塁へ悪送球し、６回１死一、三塁の好機では鶴岡の三ゴロで飛び出した三塁走者のマートンが三本間で挟まれ、一塁走者・新井良も三塁を狙ったが憤死した。

　拙攻が目立ったなか、収穫もあった。ドラフト４位・梅野が９回にプロ初となるソロ本塁打。三上の外角低めの初球をすくった打球は、ぎりぎりで左中間フェンスを越え「必死に走っていた。歓声でやっと気づいた」と自身でも驚く一発となった。最近は代打での出場が多く、「小さくなっていた部分があった」という。「初球から打っていった方が（打てる）確率が高いと思った」と喜んだ。２９日からは甲子園で広島と首位攻防戦。初戦はメッセンジャーが先発予定のため、２３日に引き続いてスタメン出場の可能性も高く、大仕事の期待がかかる。