「負けられない試合」だったが…西武３年ぶり借金１０

＜ソ・西＞大敗にガックリの伊原監督

パ・リーグ 西武３－１４ソフトバンク

（4月27日 ヤフオクＤ）
　西武投手陣が、ソフトバンクの強力打線にのみ込まれた。レイノルズが満塁本塁打を浴びるなど初回にいきなり５失点。「負けられない試合だった。総動員で」。伊原監督はすぐさま継投策に出たが、勢いを止められず、計６投手が毎回の２０安打を許した。

　中村の復帰で打線は改善されても、投手陣が崩れ、歯車がかみ合わない。３６年ぶりとなる７カード連続の負け越しで、借金は１１年９月以来の１０になった。打開策の見えない状況で指揮官は「それ（借金）は全然関係ない」と言うしかなかった。