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大谷 17戦目の初黒星 初中6日で腕振れず初回2被弾

[ 2014年4月28日 05:30 ]

<日・ロ>1回無死一、二塁、井口(後方)に3ランを浴びる大谷

パ・リーグ 日本ハム1-5ロッテ

(4月27日 札幌D)
 「投手」としては通算17試合目。日本ハム・大谷についにプロ初黒星がついた。チームはロッテに今季6戦全敗となり、借金は4。球団タイ記録となるデビューから6連勝を逃した右腕は「個人的にはそんなにないが、チームはまだロッテに勝っていない。勝ちたかった」と唇をかんだ。

 初回が全てだった。伊志嶺、鈴木に連打を浴びて無死一、二塁とすると、続く井口には先制3ランを被弾。抜けたフォークを左翼席に運ばれた。「先頭(打者)を出してから“ストライクを入れなきゃ”とか余計なことを考えてしまった。腕が振れなかった」。さらに1死後、角中には右翼席にライナーで運ばれた。今季被本塁打0だった右腕が、プロ入り初の1イニング2被弾で一挙4失点。厚沢投手コーチも「特に変化球の時に腕が緩みすぎていた」と、いつもと違う大谷に気づいていた。

 投手に軸を置く二刀流2年目。今季は初登板から中8日、中7日と徐々に間隔を縮め、今回は通常のローテーション投手と同じ中6日でプロ入り初めてマウンドに上がった。わずか1日の違いだが、その間に野手としても試合に出場する大谷の場合は調整法も変わってくる。これまで登板間のブルペン入りは2回だったが、今回は疲労回復を最優先し1度だけ。そんな中、大谷は体に負担の少ないネットスローを行い、1回少ないブルペン投球を補う工夫も凝らした。「これまでと変わらない」と言ったが、初めての調整法も影響したのか、腕が振れなかった。

 それでも2回以降は立ち直った。3回に追加点を与えたものの、志願して7回のマウンドへ。2安打された井口に対し、この日最速の155キロで空振り三振に斬った。「次の印象も大事なので」。首脳陣に却下されたが8回も続投を志願し、スタミナ面には不安がないことをアピールした。

 次回も5月4日のオリックス戦(札幌ドーム)に中6日で先発する。栗山監督は「2回以降は先発としての仕事ができていた」と一定の評価を下した。初黒星はついたが、これも真のローテーション投手への糧とする。

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