広島 エルドレッド3ランで延長サヨナラ勝ち!球団史上初の4月16勝

[ 2014年4月27日 16:10 ]

<広・巨>9回1死三塁、高橋由の投ゴロで飛び出した村田をタッチアウトにした前田健(左)は堂林と喜ぶ

セ・リーグ 広島3―0巨人

(4月27日 マツダ)
 広島は延長11回、エルドレッドの決勝3ランでサヨナラ勝ち。5カード連続勝ち越しで球団史上初となる4月の月間16勝目を挙げ、貯金を11に戻した。

 0―0で迎えた延長11回、広島は巨人4番手の山口から菊池、丸が連打を放って無死一、三塁とし、エルドレッドが左越えへ8号3点本塁打を叩き込んで試合を決めた。11回から登板し、古巣・巨人の中軸を三者凡退に抑えた一岡がプロ初勝利を挙げた。

 試合は広島・前田健と巨人・内海の緊張感ある投手戦に。3回、前田健は2死から坂本と片岡に連打を許して一、三塁のピンチを招くも、内角のシュートで長野を三ゴロに打ち取って脱出。9回には村田の内野安打に自身の悪送球も重なって1死三塁としたが、相手の走塁ミスもあって無失点でしのいだ。前田健は9回で7安打を許しながらも無失点に抑えたが味方の援護はなく今季3勝目はお預けとなった。

 内海は広島打線に連打を許さず、7回3安打無失点、1四球9三振と今季最高の投球を見せたが、またも今季初勝利ならず。打線は3、6、9回と三塁まで走者を進めるもあと一本が出ず。9回には1死三塁の先制機で、代打・高橋由の投ゴロで三塁走者・村田が飛び出してチャンスをつぶしたのが痛かった。巨人は4カードぶりの負け越し。

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