田沢、上原ともに本塁打打たれ今季初失点も逃げ切り5S

[ 2014年4月27日 05:37 ]

本塁打を許し、今季初失点も5セーブ目を挙げたレッドソックスの上原

ア・リーグ レッドソックス7―6ブルージェイズ

(4月26日 トロント)
 レッドソックスは26日、トロントで行われたブルージェイズ戦に7―6で逃げ切り勝ち。終盤、これまで開幕から無失点を続けてきた田沢、上原が失点し1点差まで迫られたが逃げ切った。

 田沢は7―3で迎えた8回に2番手で登板。これまで開幕から11試合連続無失点を続けてきたが、この日は先頭のフランシスコに中越えへ本塁打を打たれ今季初失点。さらにナバロ、ラスマスに連打され、ローリーを三ゴロとしたものの、エンカーナシオンにも右前タイムリーを打たれ、この回2点目を失ったところで交代となった。田沢は1/3回、18球を投げ、4安打2失点で、防御率も1・74となった。

 また、上原も8回には満塁でカブレラを左飛に仕留めたものの、9回には先頭打者のバティスタに左越え本塁打を打たれ、こちらも9試合目で今季初失点。1点差まで迫られたがなんとか踏ん張って5セーブ目を挙げた。この日は1回1/3回を投げ3安打、2奪三振、1失点で防御率が0・96となった。

 ▼田沢の話 カウント有利な状況から甘く入ってしまったというのが反省。単なるミス。低めに投げろとは言われていたが、ボールが浮いてしまった。

 ▼上原の話(2死満塁で登板の)8回をうまく断ち切れたので、それが勝ちにつながったと思う。2点差があったので、1点はいいかなと思ってやっている。一発出たところで気持ちを入れ直した。とにかく勝てばいい。それが一番。

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