「謝れ!土下座しろ!」のヤジも…DeNAお粗末“草野球”プレー

[ 2014年4月27日 05:30 ]

<D・神>9回無死一塁、大和のバントで、一塁にベースカバーに入った宮崎(左)だが、視線を切っていたため山口(11)からの送球にビックリ!

セ・リーグ DeNA1-7阪神

(4月26日 横浜)
 想像を超えた不可解なプレーが起こった瞬間、球場がどよめき、指揮官は言葉を失った。DeNAが1―5と4点をリードされた9回無死一塁の守備だった。

 大和が犠打でマウンドと一塁の間に転がした打球を山口が処理して一塁へ送球。しかし、ベースカバーに入った宮崎は、山口が二塁へ送球すると思い込み、右(二塁方向)に首を傾けて送球から目を切っていた。周囲からの「ファースト!」という声で気づいた時は送球が顔面のすぐ左を通過。右翼のファウルゾーンを転々とする中、一塁走者の上本は6点目の本塁生還、大和も一気に三塁まで進んだ。一塁ベンチで口を開けたままの中畑監督は、「語れないね。野球の世界にないボーンヘッドです。ショックです。使っている俺が悪い」と落胆した。

 25日の阪神戦(横浜)でも3―10の7回2死満塁で、荒波が平凡な中飛を落とす失策で走者一掃の生還を許した。だが、今回は技術以前の問題だ。馬場総合兼内野守備走塁コーチは「こういうプレーはファームにいくことになると、みんなが危機感を持たないと」と語気を強めた。

 昨年4月にも、ベースカバーに入らないボーンヘッドを犯した梶谷が2軍行きを命じられた。25日に昇格した宮崎は、このボーンヘッドで1軍生活わずか2日で2軍降格が決定。午後7時過ぎに球場を出る際、「僕の判断ミスです」と声を振り絞るのが精いっぱい。責任を痛感し、憔悴(しょうすい)しきった表情だった。

 今季本拠地最多2万7914人の前での大失態。チームは4連敗で8カード連続負け越しが決まった。5勝18敗で借金13、しかも61年近鉄の103敗を上回る年間112敗ペースに試合後には「てめーら勝つ気あるのかよ。負けるためにやってるんじゃねーだろ!謝れ!土下座しろ!」とスタンドからヤジが飛んだ。中畑監督は「勝ち試合が全く見えない試合をしてしまっている。この試合で(沈むのは)終わりたい」と歯がゆさを口にした。勝敗以前に1球への執念を見せなければ、浮上のきっかけはつかめない。

 ▼DeNA・中村(9回の宮崎のプレーについて)目を切るのが信じられない。初めて見た。応援してくれるファンの方がいる。最低限のことはやらないと。

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