古巣ファンからブ~洗礼…巨人・大竹 ヒヤヒヤ12球団勝利

[ 2014年4月27日 05:30 ]

<広・巨>2回2死二塁、適時二塁打を放った大竹は一気に三塁を狙うもタッチアウト

セ・リーグ 広島5-11巨人

(4月26日 マツダ)
 巨人・大竹が昨季まで所属した広島相手に初先発初勝利を挙げた。これで史上15人目の全12球団からの勝利を達成。かつての本拠地での登板は「平常心でいこうと思っていましたが、マウンドに上がると不思議な感覚がしました」と振り返った。

 古巣ファンからはブーイングを浴びたが「気にならなかった」と自身の投球に集中。5回まで3安打1失点と好投したが、7―1の6回につかまった。先頭の菊池から5連打で3点を奪われ降板。「リズムに乗ってきたところで6回の投球が情けない。どういうふうに投げるのか自分自身に期待していましたが、まだまだ反省点が多く練習しなければいけません」と語った。

 1点リードの2回には適時二塁打を放ち、シーズン自己最多タイとなる今季3打点目を記録。3勝目を挙げても満足することなく「しっかり反省して次につなげるしかない」と次戦を見据えた。

 ≪15人目≫大竹(巨)が広島戦に初勝利。現12球団全てから勝利を挙げた。セ・パ12球団となった58年以降、全球団から勝利を記録したのは16日寺原(ソ)に次いで15人目だ。この日は2回に適時二塁打。3月30日阪神戦でも2回に2点適時三塁打を放っており今季3打点。広島時代の05、09、13年と3度マークしたシーズン自己最多打点に早くも並んだ。
 

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2014年4月27日のニュース