同期愛で打った!ドラ3田中、プロ1号が逆転3ラン

[ 2014年4月24日 21:36 ]

ヤクルトに大勝しポーズをとる、2勝目を挙げた広島・大瀬良(左)と逆転3ランの田中
Photo By スポニチ

セ・リーグ 広島9―2ヤクルト

(4月24日 神宮)
 広島のドラフト3位ルーキー、田中広輔内野手(24)がプロ初アーチとなる逆転3ランを2回に放ち、同期のドラフト1位ルーキー、大瀬良大地投手(22)にプロ2勝目を送った。

 大瀬良が初回、先頭打者の山田にいきなり二塁打を浴び、送りバントと内野ゴロであっという間に先制点を献上。だが、「早い段階で打たれたので、何とかしのいでやろうと思った」という“同期愛”が逆転3ランを生んだ。2回、1死一、二塁から右翼ポールぎりぎりに飛び込むプロ初アーチ。「飛んだコースがきわどいコースだったので、どうなるか分からなかったが、良かったです」とヤクルト側のアピールを受けて審判団が協議した末にホームランであることを場内アナウンスした一発を振り返った。

 「感触は良かった」というプロ初のホームランボールは「両親に送りたいと思います」と親孝行なところを見せた田中。3連勝のチームも貯金を今季最多の10とついに2桁に乗せたが、「僕は初めてなので(貯金10が)どこまですごいのか分かりませんが、良かったです」と最後まで初々しかった。

続きを表示

この記事のフォト

2014年4月24日のニュース