イケメン坂本 勝みなみパワーでV打 G「勝」運もらった2位浮上

[ 2014年4月24日 05:30 ]

<巨・D>7回1死二、三塁、左前2点適時打を放つ坂本

セ・リーグ 巨人4-1DeNA

(4月23日 鴨池市民)
 「勝」運をバットに込めた。1―1の7回1死二、三塁。巨人・坂本は長田の初球、内角低めの直球を鮮やかに左前へはじき返し、試合を決める2点を叩き出した。

 「きれいに内側からバットが出てくれました。前回も鹿児島で凄い活躍したそうなので、鹿児島の空気が合っているんじゃないかと思います」

 試合前にサプライズがあった。20日に女子プロゴルフツアーのKKT杯バンテリン・レディースをアマチュアながらツアー史上最年少で制した鹿児島高1年の勝みなみ(15)が、原監督の鹿児島の知人に連れられて巨人ベンチを訪問。試合前の全体ミーティングにも飛び入り参加し、冒頭で「運よく優勝できました」とあいさつした。

 ラウンド中に「六甲おろし」を口ずさむほどの阪神ファンである勝に、指揮官は「阪神の次に巨人を応援してね」と笑いを誘った。阪神ファンであると同時に、そこは15歳の乙女、実は「イケメン」坂本のファンでもあった。一緒に記念撮影したシンデレラガールが見守る中、決勝打を放った坂本は「良いパワーをもらいました」と感謝した。原監督も「一発で仕留めた。素晴らしい一打だった」と称えた。

 これで打順が1番に戻った15日のヤクルト戦(静岡)から8試合連続で安打を継続中だ。打撃だけではない。井端が加入した今季、キャンプから打撃以外への意識の高まりが目を引いた。粗く見えたプレーが減り、今季はここまで無失策。この日2つ決めた盗塁でもリーグトップの8盗塁となり、「チャンスがあればどんどん走って(攻撃の)チャンスを広げたい」と意欲的だ。

 雄大な桜島が見える鹿児島県立鴨池球場との相性は抜群だ。坂本は前回、同球場で行われた12年4月26日のDeNA戦でも2安打5打点と大暴れだった。開幕から22試合目で今季初のお立ち台に上がったリードオフマンは「もっと(鹿児島に)来られるように球団に言っておきます」とおどけた。チームは3連勝を飾り、2位に浮上。25日から敵地で広島との首位攻防戦に臨む。

 ▼巨人・川相ヘッドコーチ あそこで打ってくれたら一番いい、という場面で適時打を打ってくれた。

 ▽12年鹿児島の巨人―DeNA 中畑監督就任1年目のDeNAが5位、巨人が6位で迎えた一戦。巨人は初回に阿部の4号2ランで先制。坂本の5打点など15安打で大量15点を挙げ、巨人が同地60年ぶりの勝利を飾った。開幕から低迷した巨人はこの大勝をきっかけに持ち直し、3年ぶりリーグ優勝。代わって最下位に転落したDeNAは、最後まで一度も5位に浮上できなかった。

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