広島・野村監督Jr初安打初打点 父の前で「ホッ」

[ 2014年4月23日 05:30 ]

<青学大・亜大>5回2死三塁、適時内野安打を放った亜大・野村

東都大学野球第3週第1日 亜大4―2青学大

(4月22日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、亜大は広島の野村謙二郎監督(47)の長男・颯一郎(そういちろう=1年)が5回に初安打初打点となる同点適時打を放つなどの活躍もあり、青学大に4―2で逆転勝ちした。国学院大は山下幸輝主将(4年)の逆転2点本塁打で拓大を下し、今季初勝利を挙げた。

 <亜大>泥臭く、記念の一打を刻んだ。リーグ戦出場2試合目で待望の初安打。野村は「打てて良かった。どんな形でも1本出て、ホッとしました」と振り返った。神宮でヤクルトとのナイターを控えた広島監督の父・謙二郎氏が見守る中、迎えた5回2死三塁。ツーシームを振り抜くと打球は投手のグラブをはじいた。全速力で一塁を駆け抜け同点の適時内野安打とすると、9回には右前打。初のフル出場も果たした。開幕戦となった7日の中大戦で「7番・DH」でデビューも2打数無安打で途中交代。それでもこの日は1番に抜てきされ、結果を残した。

 駒大時代の父と同じ背番号7で、同じ1年春に神宮デビュー。「自分は自分らしく」と話した息子に、父は「親としてはヒットを見られて良かった。焦らず頑張ってほしい」とエールを送った。

 ▼亜大・山崎(2失点完投で今季3連勝)指に球がかからなくて。調整不足を修正できなかったし、納得していない。

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2014年4月23日のニュース