ゴメス「オオキニ!」2連発も 和田監督の尽きない悩み

[ 2014年4月20日 18:10 ]

6回2死一、二塁、左翼線に2点適時二塁打を放ったゴメスはベンチに向かってガッツポーズ

セ・リーグ 阪神8―7ヤクルト

(4月20日 甲子園)
 阪神がゴメスの5打点など12安打を放ってヤクルト戦に3連勝。連日のお立ち台で新助っ人は「オオキニ、オオキニ」と前日の「オオキニ」から1回増やして喜びを表した。

 和田監督も「得点圏に走者を置いての集中力はすごいものがある」と早くも25打点を記録した4番に全幅の信頼を寄せいている。

 そんな指揮官も逆転勝ちを素直に喜べない事情がある。先発投手陣に不安が残ることだ。この日今季初登板となった岩田は5回まで投げたものの4失点。中西投手コーチは「前と変わらない」と厳しい評価だ。19日に先発した榎田は3回もたずにKOされた。「今は打者陣が元気があるからひっくり返せているが、先発がしっかり投げないと」と和田監督。土日の2試合でリリーフ陣それぞれ5人ずつを投入できたのも、月曜日に試合がないからで、これが連戦となるとそうもいかなくなる。

 現在2位の阪神。貯金も5と増えたが、不安要素は少なくない。

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2014年4月20日のニュース