“恐怖の8番”楽天・嶋 4打点 勝負強い打撃、今年も健在

[ 2014年4月20日 05:30 ]

<楽・日>初回1死一、二塁、中田の左前打でホームを狙うもタッチアウトになる二走・西川(右)。捕手は嶋

パ・リーグ 楽天9-5日本ハム

(4月19日 コボスタ宮城)
 「恐怖の8番」は今年も健在だ。楽天の嶋が3打数2安打4打点。お立ち台では「チャンスで出番が回ってくるので何とか打ちたいと思って打席に入ってます」と胸を張った。

 3回に2点を勝ち越し、なおも2死満塁から中前2点打。5回2死二、三塁でもVTRのように中前2点打を放った。打率・396、10打点として「低めのボール球を見極められている」と好調の要因を語った。

 昨年も主に8番として打率・257ながら7月26日ロッテ戦(Kスタ宮城)ではサヨナラ打を放ち、田中(現ヤンキース)の連勝記録に貢献するなど勝負強い打撃を披露。正捕手として134試合に出場するなど投手陣も引っ張り、球団初の日本一に貢献した。田中がいなくなったチームで日本一連覇を狙う今季。首脳陣の嶋への期待は大きく、2連勝で貯金1とした星野監督は「捕手は守りもしっかりとせなあかん」と注文をつけた。嶋も「何とか(先発で3回2/3、4失点降板の)塩見に勝ちを付けさせたかった」と反省も忘れなかった。

 ▼楽天・藤田(初回に右越え1号を放つなど4安打2打点)一発は自分でもビックリ。

 ▼楽天・青山(5回から2イニングを無失点で今季初勝利)開幕は2軍で悔しかったので、反骨心を持って投げている。

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